・現在、日本ではほとんど金の採掘はされていない。
・資源の枯渇では無く、採算性の問題
・明治・大正時代は事業として採算ベースに乗っていた
・金価格の低下と採算悪化により日本の金山のほとんどが閉山
菱刈鉱山のポテンシャルとは?
皆さん、「日本の金山」といえばどこを思い浮かびますか?
パッと浮かぶのは佐渡や鴻之舞といった歴史や観光地、そもそも今日本で稼働中の鉱山なんてあるの?という方もいらっしゃるかもしれません。
その昔、「黄金の国」と言われた日本も、今は金の採掘はほとんど行われていません。
かつては栄えた金の採掘も、大正時代を境に衰退し、昭和初期にはほとんどが閉山してしまいました。
国土が狭いから金脈が無くなった?
いえいえ、これは金価格の下落と採掘コストで採算が合わなくなってしまったためです。
ところが1981年、九州で発見された「菱刈鉱山」は日本の金山界で注目を浴びています。
その特徴はなんといっても金の含有量!他の鉱山と比べ約10倍ある(鉱石1tにつき40g採取される)と言われています。
また産出量は25年間で186t。388年間稼働した佐渡金山の2倍にのぼり、埋蔵量も残り150tあるとされ、今のペースでもあと20年は掘り続ける事が出来ると言われています。
期待の新星は非常に優れた強みを持っているんですね。