コラム

JUNGOLD Column

金入門⑬ プラチナは自動車産業の「救世主」?!

 ・1970年代の排ガス規制、その後の地球温暖化問題の深刻化で“救世主”の素材として需要が急増
 ・また燃料電池自動車にもプラチナ触媒は欠かせない
 ・エコカーの普及に伴いプラチナ需要はさらに高まる

プラチナは「エコ」な触媒

皆さん、プラチナといえばどんな用途を思い浮かべますか?

プラチナというと婚約指輪、結婚指輪を連想される方が多いと思います。

実はプラチナは、次世代の自動車産業の「救世主」としての役割を担っているのです。

その理由はプラチナが持つ触媒作用。

炭化水素を水に一酸化炭素を二酸化炭素に変える性質を持っている事から、1970年代の排ガス規制、その後の地球温暖化問題の深刻化を背景に、その存在へ注目が高まりました。

またプラチナ触媒は水素と空気中の酸素を反応させて発電する燃料電池にも欠かせません。

エコカーの普及を背景に、先進国でのプラチナ需要が高まっています。

白く気高い輝きとは裏腹に、「地球環境を守る」頼もしい存在なのですね。

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